緑茶ときどきコーラ

35歳、独身、一人暮らし、ぼっち、低収入、友達少、退屈な日常

さとり世代の魔法使い 読み終わり

 

「時給300円の死神」を読んだこともあり、同著者ということで購入した作品。

 

ひねくれた女子大生が様々な人を助け、優しい人へと成長していく。本当の魔法は誰もが使える心に宿るものであり、現代における魔法ってのはこういうものなのかなと思わせる。愛のあふれたとてもいい作品でした。

はじめの沙菜の話しなんてテレビの「スカッとジャパン」にでそうなストーリーでなんか好きだった。あそこの魔女裁判という言葉のセンスもすきだなー。

後半は過去とをつなげて…ってのはいかにも魔法な世界で、成長も加速。展開に驚かされて心温まるストーリーだった。

 

しいていうなれば、爽太の悪ガキ感が強すぎて表紙のイメージとなんか違う…、っていう印象はあったけど。序盤のほうは特に。

まぁ後半でもイケメン…、っていう疑問が出てくる程度には違和感あったけどさ。悪ガキ感がでているときだけ。

 

平成最後の魔法使い。

つまり令和の魔法使い、梢、もしくはその孫か、あたりで続編あるかもしれない(適当)