さとり世代の魔法使い 読み終わり
「時給300円の死神」を読んだこともあり、同著者ということで購入した作品。
ひねくれた女子大生が様々な人を助け、優しい人へと成長していく。本当の魔法は誰もが使える心に宿るものであり、現代における魔法ってのはこういうものなのかなと思わせる。愛のあふれたとてもいい作品でした。
はじめの沙菜の話しなんてテレビの「スカッとジャパン」にでそうなストーリーでなんか好きだった。あそこの魔女裁判という言葉のセンスもすきだなー。
後半は過去とをつなげて…ってのはいかにも魔法な世界で、成長も加速。展開に驚かされて心温まるストーリーだった。
しいていうなれば、爽太の悪ガキ感が強すぎて表紙のイメージとなんか違う…、っていう印象はあったけど。序盤のほうは特に。
まぁ後半でもイケメン…、っていう疑問が出てくる程度には違和感あったけどさ。悪ガキ感がでているときだけ。
平成最後の魔法使い。
つまり令和の魔法使い、梢、もしくはその孫か、あたりで続編あるかもしれない(適当)